韓国軍が駐留するボルで反乱軍との大規模戦闘始まる
韓国のハンビッ部隊が駐留している南スーダンのジョングレイ洲の州都・ボルの
北部で、政府軍と反政府軍との間に再び交戦が繰り広げられた。
南スーダンの政府軍側のフィリップ・アグエル・スポークスマンは昨年
12月31日、「現在、リエク・マチャル前副大統領を支持するヌエル族出身の
反政府軍である白い軍隊が、ボル郊外28キロの村に、火をつけ始めている」と明らかにした。
さらに、その前日は、政府軍と反政府軍とが銃撃戦を交わしたと伝えた。
南スーダン政府は、2万5000人の戦士からなる白い軍隊が、自動小銃や
ロケット砲で武装した状態で、ボルに向け進撃しており、大規模な戦闘が予想されると明らかにした。
住民数千人は恐怖に包まれ、ボルから脱出し、首都ジュバに向かっていると、
AP通信が伝えた。国連によると、2週間前におきた南スーダンでのクーデター後、
数百人の市民らが犠牲となり、18万人の住民が自宅を捨てて離れ、
7万5000人が国連基地に避難している。
韓国軍当局は31日、「ボルの北側で銃撃が起きたが、ハンビッ部隊からは
かなり離れている地域だ」と明らかにした。ハンビッ部隊は現在、
総合防護体制を強化しており、周辺の難民のための治療や給水などの支援活動を続けている。
軍輸送機(C-130H)2台で送った弾薬などの軍需物資はまだ、ハンビッ部隊に渡されていない。
詳細 2014/1/1
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014010158288