小３の男子児童が、通りかかった警察犬のオスのシェパードの頭を、好奇心に駆られ前置き無くなでようとした所、警察犬が驚き児童は右手首をかみつかれた。

女性訓練士（２８）は
「とても残念。
　自分が油断しなければ、児童がまず声をかけてくれていれば、簡単に防げた事故だった。
　お互いの不注意が原因。
　人間が挨拶するのと同様に、犬にも挨拶のルールがある。
　犬好きなら尚更、
　正しい知識を持って、犬と良い関係を築いて欲しいと思う。
　警察犬をはじめとした犬への理解、正しい接し方のポイントなど、
　改めて周知の重要性を認識した。
　男子児童の早期回復を心から願っている。
　是非、訓練の見学にも招待したい」
と語った。

男子児童の母親は
「家族全員大の犬好き。
　息子は常々、警察犬のシェパードに憧れていた。
　怪我は自分の犬への知識不足と、息子への教育不足が招いた結果。
　息子が警察犬に夢中になって、人としての礼節を欠いたのも事実。
　その点は親として、息子には厳しく言い聞かせておいた。
　本人も自分の間違いに気付き、反省していた様子だ。
　息子の怪我も大事に至らず、
　犬への恐怖が残らなかった事が、不幸中の幸いだった。
　今は訓練士さんにプレゼントして頂いた犬の訓練の本を、
　家族で一生懸命読んで勉強している」
と語った。

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